お問い合わせ

面接試験対策はARCで万全に勉強できました

面接試験対策はARCで万全に勉強できました

チョウコンケツさん(中国)
大学院進学クラス 早稲田大学大学院教育学研究科に進学


Q 1. 中国の大学では何を専攻していましたか?

日本語です。

 

Q 2. 日本に来る前に、どのくらい日本語を勉強しましたか?

大学の日本語科の学生として、専門的に2年半ほど日本語を勉強しました。N2レベルに達していたと思います。

 

Q 3. 日本語学校で勉強していた時の1日のスケジュール(例)を教えてください。

午前は学校で勉強し、午後はアルバイトがある日は、アルバイトに行きます。アルバイトがない日は、家で専門の勉強を自習します。 夜は、日本語の聴解または発音の練習をしました。


Q 4. 大学院進学クラスの授業はどのような内容でしたか?

聞くこと:生の講義やニュースなどを聞いて、内容をまとめる練習
話すこと:自分の専門、研究計画書に関する発表、待遇表現(敬語)の勉強
読むこと:専門に関する文献を読んだ上で、レジュメやパワーポイントなどを作り、発表する勉強
書くこと:小論文、レポートの書き方の勉強

 

Q 5. 学生の専門はバラバラですが、先生はどのように指導していましたか?

専門は学生それぞれ違いますが、大まかに言えば、入試の準備は、専門にかかわらずみんな共通のところがあります。例えば、研究計画書を書く手順、先行研究の探し方、面接のマナーと練習のようなことは、専門が別々だとしても、いっしょに学びました。

 

Q 6. 一番おもしろかった授業は何ですか?

いろいろな発表活動がおもしろかったです。自分の専門以外の知識を聞いて、そして質問を投げかけることも勉強のひとつだと思いました。

 

Q 7. ARCの授業で一番受験に役立ったことは何ですか?

面接対策の勉強です。面接時のマナーや、聞かれる質問の予想などの勉強が受験に役立ったと思います。

 

Q 8. ARCの先生に、授業時間以外にも手伝ってもらったことなどがありますか?

研究計画書のチェック、面接の原稿修正などさまざまなことを手伝っていただいて、助かりました。そして、生活の上での悩みも、先生に相談することができてよかった、といつも思っています。

 

Q 9. 研究計画書は出願のどのくらい前から準備を始めましたか?

出願の半年前からテーマについて考えていました。最初、一番難しかったのはテーマの設定でした。いろいろな先行研究と専門書を参考にして、はじめに決めたテーマを少しずつ絞っていきました。テーマが決まったら、どんどん書くことができました。

 

Q 10. 面接や筆記試験の準備もARCでできましたか?

面接試験対策は、ARCで本当にたくさん勉強しました。敬語とか、礼儀の正しさとか、面接の流れとか、役に立つことがたくさんありました。筆記試験については、私の場合は小論文はなかったのですが、小論文の設問に対して、論理的に、正しい文法で伝える技術を学びました。

 

Q 11. 何校出願、受験しましたか?

早稲田大学だけでした。

 

Q 12. 合格した時の気持ちは?

嬉しかったですが、同時に不安もありました。自分の能力で、これから早稲田大学で研究がやっていけるかどうか、不安に思ったんです。

 

Q 13. 大学院で同じ専攻にいる留学生はどのくらいいますか?

私の知る限り、博士課程も含めて、5人しかいないようです。

 

Q 14. 大学院の授業はどうですか?(1日のスケジュールを簡単に教えてください)

大学院では、だいたい2限(10時40分)からの授業が多いです。だから、朝早く起きれば、結構余裕があると言えます。私の場合、朝起きたら日本語の発音とか、聴解の練習をよくしています。時々軽いスポーツもしています。大学によって、修了に必要な単位数は違います。そして、一週間のコマ数も違います。私は、単位を取らなければならない授業以外に、自分の興味のために単位に計算されない授業もとっていますから、週11コマあります。修士課程が学部の授業と最も区別されるのは、授業の中心が先生から学生になることだと思います。私の専攻は文系なので、週に読むべき文献も多いです。そのため、授業の後、または夜の時間を利用して、発表の準備や、リーディングなどをしています。

 

Q 15. 大学院卒業後は何をしたいと思っていますか?

帰国して、高校の日本語先生になりたいです。

 

Q 16. 最後に後輩へのメッセージをお願いします。

今、入試に向かって頑張っている皆さんともう合格した皆さんに、少しアドバイスをさせていただきます。それは本を読むことです。学生にとって、いつまでも本を読むことは基本だと思います。本については、自分の専門にとどまらず、できる限り広範囲に本を読むことです。リーディングの積み重ねによって、これからの勉強や研究に役に立つと信じています。皆さんは、それぞれの夢や動機を持ち、来日し、大学院に進学することを選んだ以上は、精一杯努力しなければいけません。「夢のために」というような手垢の付いた言い回しにもう飽きた人がいるかもしれませんが、私はいつも「まだ夢があってよかった」と思っています。だから、皆さんも何かのために、本気で、やる気を出して、頑張ってください。