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第69回 雨が「降り出す」と、「降り始める」は何が違いますか。

第69回 雨が「降り出す」と、「降り始める」は何が違いますか。

ARCで日本語を教えているミミ先生が、みなさんの日本語や日本文化の質問に答えます。

 

 

 

Q:雨が「降り出す」と、「降り始める」は何が違いますか。

 

:どちらも何かがスタートする表現ですが、もちろん違いがあります。

まず、「出す」は、予想できないことが始まるというイメージで、「急に」や「とつぜん」とよくいっしょに使います。例えば、「彼女は急に笑い出した」「車がとつぜん動き出した」などと言います。話し手の意志ではコントロールできない印象ですね。

一方、「始める」は、物事の流れや自然の変化の中で、何かが始まるという意味。「3月になると桜が咲き始める」「弟は日本語を習い始めた」など、動作や習慣がとつぜんではなく「ゆっくり始まる」というイメージになります。

また、話し手の意志には「出す」は使えませんが、「始める」は「そろそろ晩ごはんを食べ始めよう」「最近クラシックを聞き始めた」などと言えます。

みなさんは今、何か習い始めたいこと、ありますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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