ARCで日本語を教えているミミ先生が、みなさんの日本語や日本文化の質問に答えます。

Q:「あいかわらず」は、どんなときに使いますか。
A:これは「今も前と同じで、変わらない」ということですが、後ろにくる内容によって、いいことにも、よくないことにも使えます。
例えば、「彼女はあいかわらずきれいだ」は、「前も今もきれいだ」という意味になります。
一方、「毎日忙しくて、あいかわらず体調が悪い」は、「前も体調が悪かったが、今もそれが続いている」ということ。
このように「あいかわらず〇〇」と言いますが、会話では、「お元気ですか」「あいかわらずです」というように、「あいかわらず」だけで状況を言うこともあります。
これは、よく知っている人と久しぶりに会ったとき、「特に生活に変化がない」ことを簡単に伝える言い方です。
みなさんも、久しぶりに会った人に「最近どうですか」と聞かれたら、使ってみてください。
そのとき笑顔で言えるといいですね。