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[学生の作文]短く美しいメモリーを大切なあなたへ 

[学生の作文]短く美しいメモリーを大切なあなたへ 

このコーナーでは、在校生が書いた作文をご紹介していきます。

 


 

短く美しいメモリーを大切なあなたへ 

カン コウナン(中国)

 

 もうまた一年が終わって春になりましたね。去年、桜が満開のとき、誰と一緒に見たか、覚えていますか?この一年「光陰矢のごとし」。桜が落ちるように一瞬で美しい日々が過ぎていったことでしょう。


 一年前、横浜へ向かう車の中で、真っ黒な夜空をうっとりするような夜間の光に囲まれて、長い旅路に疲れていた私には幻のような気がしました。

ふらふらと「僕は今本当に日本にいるのか」と考えが浮かびました。急に遠くにチカチカと輝いている観覧車が目に入りました。「あれ、あそこにあるのは大古が最終回ウルトラマンティガに変身したところじゃん?!」子供時代に見た日本特撮のシーンが頭の中に浮かび、心の中でひそかに血が騒いでいました。

いよいよ私が中国を旅立ち、ずっと期待していた日本に着いたということをしっかり自覚したのです。日本、いよいよここでの生活が始まりました。このような興奮状態はまだ冷めず、昨日の夢みたいでした。

でも、本日は、まさに私たちが日本での第一ステージを終えます。突然時間の速さが信じられないんだなあって。さて、皆さんは今どういう気持ちですか?

 ARCでの一年間の月日を振り返ると、ほとんどは友達同士の笑った思い出が溢れています。ARCの雰囲気は政治的な立場もないし、偏見もないし、人種差別なんかもないんです。全て平和で楽しい雰囲気で過ごせました。

この間、たくさん世界からの友達を知り合いました。ベトナムの友達とご飯を食べたり、ディズニーランドへ行ったりしました。

学校の帰り道でイスラエルの友達と各自の芸術専攻について楽しく交流したり、ヨーロッパの友達が英語を教えてくれたりしていました。そのほかにも、たくさん印象的な経験があります。

ロシアとベルギーの友達とメイドカフェーで遊んだこととか、ベルギーとトルコと中国の友達と誕生日を過ごしてくれたこととか、中国やアメリカなど5カ国の友人たちの会食したことなど、とても多くの経験はありがたく一生忘れません。

ARCを離れてからも、きっとさまざまな国の人と出会いが続きます。私と皆さんと一緒にARCにいた時のように、一人一人の優しさで世界を包みましょう。ARCの学生でしたから。世界もこうなるべきではないでしょうか?


 先生たちとクラスメートに言いたいことがまだたくさんあります。でも、最後に千万の「ありがとう」でまとめるしかないです。日本語で喋ってくれてありがとう。優しくしてくれてありがとう。色々助けてくれてありがとう。皆さんはずっと忘れない人たちです。一年間、本当にお世話になりました。心からありがとうございました。