第21回 平成19年度
受験勉強は、最高の“脳トレ”でした!
アークアカデミーに入校し、初めて期末テストに向けて勉強をしていた時、覚えの悪い自分を発見し、“こんなはずじゃなかったのに!”と気が重くなった。勉強するたびに、前頭葉はズキズキ痛み出し集中力が保持できない。考えて見れば試験勉強は30年ぶり。どうやら頭の中は錆だらけの状態であったようだ。
「日本語教師養成講座」を申し込んだ時点から『日本語教育能力検定試験』の受験を決めていたので、覚えの悪い自分への対応策をしばし思案したが、年齢的にも一夜漬けが効かないことは明白であり、今の自分をありのままに受入れるしかないと諦めて、毎日コツコツと少しずつ、そして繰り返し・繰り返し勉強していくことを肝に銘じた。その結果、検定試験が終わり受験会場を出る段階で“合格”の確信が持てた。
私の勉強法は参考にならないかもしれない 。裏技が無いからである。
まず、4月から取り掛かった受験対策は、「アークの理論で用いた教科書と授業で配布されたプリント」、アークの「合格水準日本語教育能力検定試験・用語集」、および三省堂の「新しい国語表記ハンドブック」をベースとした勉強であった。7月からはアークの『検定演習科』を受講し、並行して「過去の聴解問題」に取り組んだ。アークの先生の勧めで「過去3年分の検定試験問題集」、「合格水準日本語教育能力検定試験・問題集」を、そして自分自身でアルクの「月刊日本語3〜7月号に掲載されていた日本語教育能力検定試験対策講座」も解いてみた。重要なポイントや、系統立てた方が理解しやすい項目はノートに整理していった。不思議なことに机に向かうたびにズキズキ痛んでいた症状は、この頃から再発しなくなった。
今、はやりの“脳トレ”の重要性は真実である。過去問を解くうちに“敬語”が弱点であることを知り、文化審議会答申の「敬語の指針」をダウンロードし目を通しておいた。
受験対策として用いた資料や作ったノートには全て3回ずつ目を通し、覚えの悪さをカバーした。そして計画通り、検定試験一週間前には受験勉強を終えることが出来た。過去問を解いて気がついたもう一つは、非常に幅広い領域から出題される試験Vの2〜3割は、初めて接する問題であったが、今までの知見を駆使すれば約6割は正解が得られた。そのためには問題が求める内容の正確な読解力がキーとなる。読解力を磨くには、脳を正常な(疲れていない)状態に保持すべきと考え、一週間前からは、散策や音楽を聴くことを主体としてリラックスを心がけた。
合格できた理由は、アークの素晴しい先生方のご指導のお陰と、時間が自由に使えた(退職しているので)こと、そして勉強した領域は初めて触れた内容が多く、とても新鮮で・興味深く・且つ楽しく学べたこと、の三点と考えている。
しかし検定合格が即、良き日本語教師を証明するものではない。教師としての真の実践力は、教育現場でしか磨かれないと考えているので、少しでも良き日本語教師に近づけるように、これからも“倦まず弛まずコツコツ”と自己研修していこうと思う。
大河 守さん
日本語教育能力検定試験第21回 平成19年度 合格
第21回 平成19年度
授業内容は次の授業までの一週間で徹底的に復習 (伊藤 清香)受験は当日までの準備で決まる (錦織 真理子)
納得のいく勉強法を見つける (本間 麻美)
自分なりの勉強のスタイルを早めに見つける (山本 晴菜)
最後の1ヶ月が勝負 (小松 輝之)
自分自身の実力を知ることが大切 (小林 眞一)
授業=復習と位置づけ (戸倉 幸男)
とにかくたくさんの問題を解く! (下重 ひとみ)
受験勉強は、最高の“脳トレ”でした! (大河 守)
確率の高い標準レベルの問題を着実に習得 (只野 真司)
後悔からのスタート (佐々木 佳子)
勉強したらしただけ得点が上がる (小里 清)
「勉強って楽しい!」 (藤本 亮子)
